こんにちは満室案内人の穴澤康弘です。
木材の供給が難しくなってきている中で軽量鉄骨の需要が多くなってきているのはご存じでしょうか?
今回は軽量鉄骨にスポットを当てたお話し。
そもそも軽量鉄骨とは?
文字通り鉄骨なのですが厚さが鉄骨に比べて薄いものを軽量鉄骨と呼びます。
6ミリ以上が重量鉄骨それ以下は軽量鉄骨となります。
では木造と比べてどうなのか?5つのポイントに分けて解説していきます。
下記にYouTube動画にもUPしましたのであわせてチェックしてください。
1、建築コストは?
鉄骨と聞くと高そうに感じる方も多くいるかと思いますが実際はさほど大きな差はありません。
一般的に約1割増し程度と考えていただければ良いかと思います。(規模等によっては金額差はでます)
2、火災保険料について
ここに関しては火災のリスクがおおきく軽減されますので非木造建築物は安くなります。
プランによっては2倍近く差が出ることもあります。
3、耐用年数
木造は22年で軽量鉄骨は27年と差があります。
しかし!!注意点として鉄骨の厚さが3ミリ以下になると19年に軽減されますので木造より少ない結果となります。
4、リフォーム・リノベーション
木造については壁をぶち抜いたり比較的自由に変更が可能です。
では軽量鉄骨ではどうか?
軽量鉄骨でもぶち抜いたりは出来ますが例外もかなりあります。壁を補強する際に筋交い(ブレース)を入れたりしますので希望の間取りにできないケースがあります。
事前に確認する必要がでてきます。
リフォームする場合は建築したハウスメーカーに任せる方が間違いありませんが費用面を考慮すると自分で探したいですよね。
もしご自身で探す際は軽量鉄骨のリフォームが可能か実績はあるかは聞いた方がよいです。
打つ手はいくらでもありますのでご相談ください。
5、解体費用について
大きく費用面に差はありませんが1.2~1.5倍程度になる事が確認されています。
ただし注意点としてアスベストの使用の有無で変わることや立地が悪いと別途大きな金額が発生することもあります。
またあくまで解体費だけで後から廃棄物等の処分費用を請求されたりする場合もありますので
あわせて確認することが大事です。
補足情報
軽量鉄骨は木造に比べて
断熱に弱い
防音に弱い
耐久性は強い
と言われております。
ただし極端に差があるわけではなく優劣をつけるとしたらこうなりますという認識です。
こちらもご参考に
前回動画の木材の供給の話し
【空室対策YouTube】も始めましたのでこちらもチェックしてみてください!