こんにちは満室案内人の穴澤康弘です。
仕事がドタバタしておりなかなか更新できず2021年も残すところあと1カ月となりましたね。
本日は以前YouTubeでも紹介しました。
審査の裏側とまでは言いませんが、賃貸の入居審査や銀行融資などあらゆる審査に利用されている
CIC(指定信用情報機関)
について深堀していきます。
まず何かを簡単に説明します。
文字が苦手な人は動画からも見れます
審査時において、
保証会社や銀行などじは審査の材料として滞納履歴がないか?カードや携帯まで未払いがないか個人の支払い情報にアクセスが出来ます。(すべてではなく加盟している場合に限る)
主に信販会社や銀行は見ることが出来ます。
実はこの情報ご自身の情報であれば開示請求してみることが出来ます。
東京だと新宿にありました。
自分も百聞は一見に如かずということで実際に取得してみました。
本当に面白いくらい過去の自分が明らかになります。
携帯電話の番号4回も変えていることにびっくりしました笑
本日1番伝えたいことは「なぜ審査に落ちたの???」
ってゆう経験がある人必見です!
思い当たることがないのに・・・・・・
わかります!!
でも紐解いていくと原因があるのです。
実際の事例として申し上げますと
38歳男性 会社員 (サラリーマン大家さん)
過去に一度も滞納したことがない
人柄もよく属性内容も問題があるように思えません。
しかし!
頭金を除いた車の資金200万円をオートローンの金利が高かったため銀行に打診。
もちろん銀行は快諾!
審査に入り3日後
否決の連絡が・・・・・・・
「えっ!!」
私もその話を聞いてびっくりしまいた。
別件で相談にのっていた私も信じられなくて一緒にCICに情報を取りに行きました。
見た瞬間すぐに理由がわかりました。
簡潔に2つの原因があることがわかりました。
1、クレジットカードの作りすぎ
2、カード会社から「途上与信」をされていた
この2つ
1のカードについてはご存じの方もいるかもしれませんがクレジットカードに付記されているキャッシング機能、実はこれ借りてなくても利用枠を消費してしまうのです・・・
そんなバナナ!!ですよね。
1つのカードでだいたい10万から50万程度ですがその大家さんは各所でキャッシュバックやポイントが貯まるなどで作りまくっており使用していないカードがほとんどで13枚。
キャッシング枠の合計が800万円という金額に・・・・
すぐに使ってないカードの解約などをしてもらいました。
2つ目の途上与信について、これはかみ砕いていうと信販会社がCICにこの人大丈夫か?と言って情報開示する事です。
法定途上与信(審査時に必ず行う)と途上与信は別なので注意
この方は直近で車以外に大きな買い物をクレジットカードを利用したせいもあり限度額を超えるという事案が発生。
当然カード会社に利用額の枠を大きくしてほしいとカード会社に連絡してます。
が断られるということがありました。
その直後カード会社からCICに途上与信されていたのです。
これは悪い事ではありませんがこれをされると履歴に残ります。
つまり理由はどうあれ「この人は大丈夫なのか?」と言って情報請求した履歴になるので審査にも影響したようです。
このように審査に落ちるケースはこれだけでなく過去の履歴が全くない人(カードなど作ったことがない人も落ちる可能性あり)なども考えられますが、私たちが普段生活していても誰も教えてくれませんし、
否決くらった時に理由を聞いても教えてくれないのが現在の日本
この話が少しでも参考になればうれしいです。
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