初期費用の考え方

こんにちは満室案内人の穴澤康弘です。

ウイルス性の腸炎からようやく復活しました!!
本日からブログも再開です。

突然ですが賃貸オーナー様の中でお部屋を借りるときに必要な費用ってどこまでご存じでしょうか?

なんとなくは把握しているかと思いますがこれは空室対策においてもとても重要な事です。
それをお伝えします。

次回YouTubeでもアップしますが、物件成約の決め手を左右する重要なポイントとなることが多いです。これは私自身の経験も含めて感じます。

ではまず初期費用で発生するものとは?
・敷金
・礼金
・前家賃(場合によってはその翌月の賃料まで必要)
・仲介手数料
・保証会社利用料
・火災保険
・安心サポート
・鍵交換代金
・室内抗菌
などなど・・・

この辺の詳しい説明はYouTubeでお話ししますが、お願いしている不動産屋によって内訳は様々あります。

ここで知っておいてほしいことは初期費用は賃料~5か月程度までになるということ。

しかし、この中で大家さんの手元にいくお金というのは敷金、礼金、前家賃のみ。
つまり不動産屋によっては大家さんが知る由もない見えない倍近い金額が発生している可能性がある事実。

さらに引越し代や今住んでる清掃代金が敷金で賄えなかったら・・・とプラスアルファありますね。

以上をふまえ私が今回お伝えしたいことは1つ!

それは!!

家賃に見合った初期費用になってますか?

ここが大事!!
たとえば家賃7万だとしましょう。
この家賃帯に住む属性の方がどんな人か考えてみる。(単身、ファミリー、カップルなど)

だいたい給料の3分の1までが賃料の上限とする方がほとんどです。(単身者の場合)
この理論で考えると7万円の家賃帯に住む方の年収は250万から300万となります。

単純計算ですが月の給与が21万円としたときに初期費用が35万だったとします。
もちろん、はいどうぞなんて払えませんよね。
毎月コツコツ貯めてやっと貯まったお金をそう簡単には吐き出しません。

つまり部屋は気に入ったけど現実的に厳しいという理由で他の物件になる事がけっこうあります。
その際に正直に予算の話などお金が折り合えれば固く決まるのですがまたそれが難しい。

ではなぜそう簡単にはいかないのか?

それは、あとから初期費用が予算オーバーで契約できません何てそんな恥ずかしい事言えない方が多いいんです。

特に男性は年下の営業マンや綺麗な女性だとなおさら言いずらですよね。

初めて行った不動産屋で友達でもない見ず知らずの人に正直にそこまで自分の事は話せないですよね。
スーパー営業マンなら察して即解決だとは思いますが、、、

ご自身の物件で初期費用の金額を見直すときは自分の先入観や当たり前はいったん捨てて、リアルに年収から算出してあげれば物件の成約確率はぐーーーーーんと上がりますよ。

内装や相場にとらわれずさらに客観的に考えられるかも重要なポイントですね。



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